薬用育毛剤の有効成分とは?
育毛剤を選ぶ際の1つの目安となるのが、"どんな有効な成分が配合されている育毛剤なのか"です。
薬用育毛剤の大きな特徴となる有効成分とは?
目次
薬用育毛剤の有効成分とは?
育毛剤と言っても、法律により正確には3種類に分類されます。 分類については、コチラでご紹介しています。
発毛剤(医薬品)、育毛剤(医薬部外品)、養毛料(化粧品)となり、 有効成分と言っても医薬品と医薬部外品では、目的が違います。 医薬品＝治療(発毛)を目的とした効果が認められている成分 医薬部外品＝脱毛の予防や育毛を目的とした効果が認められている成分 そして、「薬用育毛剤 ＝ 医薬部外品」です。 有効成分が配合されていなければ、薬用育毛剤と謳うことができません。
薬用育毛剤の有効成分って? 薬用育毛剤の有効成分は脱毛の予防や育毛を目的とした効果を厚生労働省に認めたられたの成分のことです。 が、 効果が認められた成分を配合しただけでは、「薬用育毛剤」と謳うことはできないのです。 薬用育毛剤の有効成分として、謳うには効果が認められた成分を一定の濃度で配合する必要があります。 つまり、薬用育毛剤の有効成分とは 認められた成分を一定の濃度で配合した成分のことを指します。 例えばAという薬用育毛剤に▲▲▲という成分が有効成分として謳われています。 一方、Bという薬用育毛剤には■■■というという成分が有効成分として謳われ、"その他の成分"として▲▲▲が配合されています。 A商品は、厚生労働省に効果を認められた▲▲▲を一定の濃度で配合し B商品は、▲▲▲という成分を厚生労働省が認めた一定の濃度で配合していないので、その他の成分として表記されているということです。 同じ有効とされる成分を配合していても、薬用育毛剤としての有効成分と謳っていない場合があるのです。
では、次に、成分表示の見方を簡単にご紹介します。 育毛剤の成分表示の見方育毛剤は化粧品と違い、全成分の表示が義務付けられている訳ではありませんが、業界団体の自主基準で表示しています。 なので、薬用育毛剤を選ぶ際に、成分表示を参考にすることができます。 成分表示には、細かな決まり事もありますが、ここでは表示の見方を簡単にご紹介します。 成分表示は、配合量の多い順に記載されています。つまり、成分表示の最初に記載されている成分がその育毛剤の中で一番配合量が多いということです。 そして、薬用育毛剤の成分表示の見方のもう1つのポイントは 注目の成分がバラバラに記載されている場合がある 例えば、「リデンシル」というと、成分表示でリデンシルと探してしまいますが、リデンシルは4つ成分から構成された名称です。 "リデンシルとは"
成分表示には、4つの成分が表示され「リデンシル」とは、表示されていないことになります。 他にも、独自配合処方として"●●●●"など、育毛剤を選ぶ際に目を引く名称がありますが、これらも成分表示には、個々の成分名で記載されていることになります。 イクオスEXプラスには、独自処方成分として"アルガス-3"が配合されています。 ですが、成分表示にはアルガス-3を構成する成分名の海藻エキス(1)：ミツイシコンブエキス(M-034)、ペルべチアカナリクラタエキス、ガゴメコンブエキスと表示されているということになります。 |
薬用育毛剤の有効成分とは?のまとめ
薬用と名乗る育毛剤には、有効成分として謳う成分に対して決まり事があります。 その辺を理解したうえで育毛剤を選ぶ際の参考にするとわかり易いです。 また、育毛剤には全成分の表示がされているものが多いので、成分表示の内容も育毛剤を選ぶ際の決め手となるので確認することをおすすめします。 |
Author [ マープロ企画 ]
